まつ毛美容液の医療用と化粧品の違いは何?

今回は、まつ毛美容液の医療用と化粧品の違いについて紹介します。

多くの方が意外と知らない、医療用と化粧品、医薬部外品など、なんとなくの違いとしか認識していないことも多くあります、

そこで、まつ毛美容液の医療用と化粧品のものについて紹介します。
 

医療用まつ毛美容液と化粧品まつ毛美容液の違い



過去に紹介した記事
 
【なぜ?】まつ毛美容液で色素沈着するのか?


こちらの記事でも紹介したビマトプロストと呼ばれている成分が含有している場合は、『医療用まつ毛美容液』と呼ばれる製品になります。


ただ、副作用も報告されているので取り扱いには注意が必要です。


医療用のまつ毛美容液は別名だと、まつ毛育毛剤とも呼ばれています。

逆に、化粧品登録されているまつ毛美容液に関しては、『伸びる』『生える』『育毛』などの表記はしてはいけないことになっています。

実際にこのビマトプロストの含まれているまつ毛美容液の効果は高いようで、多くの方がまつ毛の変化を実感されています。
 

過去にビマトプロストが含まれていたまつ毛美容液

過去にはビマトプロストが含まれていながら、まつ毛美容液として販売しているケースがありました。
    

販売名:(1)ドールアイラッシュ

    (2)ヴィーナスアイラッシュ

    (3)まつげ ぱちぱち

    (4)プリンセスドールアイラッシュ

    (5)ピュールアイラッシュ

    (6)ジュリー ロングアイラッシュ

    (7)ラッシュズトゥゴー

    (8)アイラッシュ プリンセス エッセンス

    (9)プティファンアイラッシュ

    (10)ヴィーナスエヌエムエヌアイラッシュ N

    (11)Wu アイラッシュ

回収理由:

 販売元であるテクノサイエンス株式会社(千葉県柏市小青田3-18-2)が企画開発し、弊社が製造販売したまつ毛美容液(製品名ドールアイラッシュ)にまつ毛育毛専用の医薬品成分ビマトプロストが検出されました。調査の結果、当該製品内で使用したテクノサイエンス株式会社から支給されたプラセンタエキス内にビマトプロストが含有されていたことが判明しました。このことによりテクノサイエンス株式会社から支給されたプラセンタエキスを含む上記まつ毛美容液全製品にビマトプロスト含有の可能性があるため、上記製品全て回収致します。尚、当該プラセンタエキスは上記製品以外には使用しておりません。

出典:デルマ・ラボ「まつ毛美容液:ドールアイラッシュ、ほか10商品」 - 回収


このように、購入者がビマトプロストが含有されていることを知らないままに購入することになり、「かゆみ」「充血」「目の渇き」「まぶたの黒ずみ」「違和感」などを体感された方もいるようでした。
 

医療用まつ毛美容液の副作用


確かに効果の高い医療用のまつ毛美容液ですが、効果が高い反面副作用も存在しています。

アメリカのNational Library of Medicineのサイトでは以下のような臨床試験の結果、副作用が報告されています。
 

医療用まつ毛美容液をやめるとどうなる?


まず、結論からお伝えすると、医療用のまつ毛美容液をやめると、今まで育ったまつ毛は元に戻ってしまいます。


結局は、根本的に改善することは現在のところは難しく、継続して使用することで効果を得られます。

そのため、辞めてしまったり、他のまつ毛美容液に変えてしまうと、今までの頑張りが全て元に戻ってしまいます。


ただ、副作用が起きるリスクや色素沈着が起きる可能性もあるため、可能であるなら通常のまつ毛美容液で効果を実感できるものを探すことのほうが重要かもしれません。
 

結局、医療用のまつ毛美容液と化粧品のまつ毛美容液どちらがいい?

これは、求める効果や悩みに対して、どちらの製品が悩みを解決できるかということになります。


ただ、The shopとしては、副作用の少ないまつ毛美容液を推奨したいと考えています。

まつ毛が、細くなったり少なくなる原因は人それぞれです、そのため、一つのまつ毛美容液が効果がないからといっても、他の製品が効果がないとは分かりません。


そのため、ご自身に合う、化粧品登録のまつ毛美容液を見つけて使用されることが、安全で継続的に使用できるものではないかと思います。
 

まとめ


今回は、医療用のまつ毛美容液と化粧品のまつ毛美容液について紹介しました。

どちらも一長一短のため、必ずしもどちらがいいかと言い切ることはできませんが、ご自身に合うものを見つけられるのが一番いい方法と思います。


また、使用される場合は、使用上の注意をよく読んで利用されることをお勧めします。
※異変を感じられたら、すぐに使用を中止し病院に行かれるほうがいいです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。